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当社自社開発のレバーシンクロは、
「てこ」の原理を使ったシンクロナイザーです。
「てこ」の原理により倍力させることで、
ドライバーがシフトノブを操作する力が少なくて済みます。
タイプは2種類あり、「高性能型」と5速M/T用のレバーの反転作用によりリバースへ
シフトする際のギヤ鳴りを防止する「反転型」があります。
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従来のワーナー型シンクロナイザーと異なり、「てこ」の原理により、スリーブを押す力が
倍力されてシンクロナイザーリングを押すので、より大きな摩擦力でシンクロナイズが
行われます。
この作用により、シフトノブを操作する力が軽くなったり、より素早い変速が可能に
なります。
シンクロナイザーリングを倍力するレバー比は、最大2程度まで実績があります。
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マニュアルトランスミッションのシフトパターンで5速または1速とリバースが
同じ列にある場合、5速または1速ポジションにレバーシンクロを配置することで、レバーの反転作用により、リバースにシフトする際の「ギヤ鳴り」の発生を抑えることができます。
5速または1速にシフトする場合は「高性能型」と同じように「てこ」の原理による倍力に
より、シフトノブを操作する力を軽くすることができます。
「反転型」のレバー比は、1.2〜1.5程度の実績があります。
リバースにシフトする場合は、レバーの反転作用により、
5速または1速のシンクロナイザーリングを押し、
シンクロナイズが行われ、「ギヤ鳴り」の発生を
抑えることができます。
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→アニメーションをこちらでご覧になれます。
→さらに詳細は論文をご覧ください。 |