幼少のころ家運が傾き、困難に満ちた少年期を過ごした故栗原義潤は、苦学の末、戦後の混乱の中、協和合金株式会社を興し、自動車部品会社として、自動車産業の発展とともに社会に貢献してまいりました。 この自身の生い立ちから、向学心がありながら経済的に恵まれない青少年に援助の手を差しのべたいと念願し、人生の大半を過ごした神奈川県への感謝の気持ちから設立した奨学財団です。