放電加工

放電加工とは

放電現象による熱を利用し
金属を融解し加工する方法

放電加工には「形彫放電加工」と「ワイヤー放電加工」の2種類があります。

形彫放電加工は、希望の形に加工した電極を工作物に近づけて放電を起こすことで、工作物が電極の形どおりに融解します。電気を通す素材であれば、硬くても問題なく加工できるので、金型など、高い強度が求められる部品の製造に使用されます。ワイヤー放電加工は、ワイヤー状の細長い電極を使用し、糸のこぎりのように工作物を切断します。電極型を用意する必要がない点や、切削加工では作れない複雑な形状の加工に対応できる点がメリットです。

放電加工の技術

01

切削だと難しい複雑な形状も
高精度で加工可能

細いワイヤーで自由自在に加工できるので、緻密で複雑な形状も加工が可能です。

金型の設計から製作まで可能ですので、お気軽にご相談ください。

02

最小径φ0.25mmのワイヤーで
材料を無駄なく加工

ワイヤーの幅が狭いので、スクラップを最小限に抑え、材料を無駄にすることなく加工が行えるため、コスト削減につながります。

03

金型製作やメンテナンスで
精度の高い加工を追求

鍛造工程からのフィードバックにより、金型の製作からメンテナンスまで可能ですので、精度高い加工を追求することができます。

加工範囲

放電加工

材質鉄・銅
最大サイズ770mm×490mm×200mm
最大重量550㎏

ワイヤー加工

材質鉄・銅
最大サイズ1056mm×820mm×305mm
最大重量1500㎏

放電加工ができる設備

ワイヤ放電加工機
型彫放電加工機