栗原奨学金財団とは

財団法人栗原奨学財団創立者 故 栗原義潤

栗原奨学財団の創設者であります故栗原義潤は、幼少のころ家運が傾き、困難に満ちた少年期を過ごしましたが、苦学の末、旧制韮山中学(現 静岡県立韮山高校)、旧制横浜商工(現 横浜国立大学)を卒業し、中国において事業を興し、成功しながらも敗戦により無一文になって帰国しました。

帰国後、戦後の混乱の中、協和合金株式会社を興し、自動車部品会社として、自動車産業の発展とともに社会に貢献してまいりました。
栗原義潤の生い立ちから、向学心がありながら経済的に恵まれない青少年に援助の手を差しのべたいと念願し、人生の大半を過ごした神奈川県への感謝の気持ちから奨学財団の設立を志しました。

しかし、昭和53年1月、設立を目前に急逝されたため、未亡人栗原清子と当時の協和合金株式会社の社長がその遺志を受け、昭和53年7月栗原義潤の遺産を基金として栗原奨学財団を設立いたしました。